初めてキャンプをする方へ

初心者向け

オートキャンプを含め、キャンプ人口は、年々確実に増え続けています。

キャンパーの人口が増えることは既存のキャンパーにとっても情報交換や交流が増え、キャンプ場にとっても反映することができ喜ばしい事です。

しかしながら、急に人口が増え、ある一部の人たちの心ない野外活動が問題となり始めています。

事実、昨今ゴミ捨て等の問題でキャンプ場が一つ休業に追い込まれてしました。

そこで、新しく始めるキャンパーの皆さんに正しい基礎知識とルールをご紹介できればと思います。

キャンプを通じて、自然を満喫し、いろんな経験をすることにより、新たな家族の絆が芽生えたり、友人相互が理解しあえるようになったりと、よいことずくめのキャンプです。

しかし、現代人が自然の中に入り、そこで生活をすれば、多かれ少なかれ自然になんらかのダメージを与えることになります。

少しでも自然への負担を軽減し、その中で楽しめるようなキャンパーになりましょう。

キャンプの常識(初心者のための)

何の予備知識もなく、いきなりキャンプを始めるのも、冒険心とか好奇心という意味では良いことかもしれません。しかし、キャンプに行った先で苦労するばかりか、家族や友達と自然を楽しむ余裕が少なくなってしまいます。

これでは、せっかくの機会が勿体ない時間で埋まってしまいます。キャンプを終えた後の充実感もなく、キャンプが楽しいものだ、という事すらわからない状態になりかねません。

そんな事がないように、ここで少々予備知識としての常識を覚えておきましょう。

キャンプ場にはどんな種類があるの?

オートキャンプ場

現在、全国に3000程度あると言われているキャンプのうちの3分の1をしめています。

最近のファミリーキャンプの主流です。キャンプサイト(テントなどを設営する場所)は、テント・タープ設営場場所に駐車スペースが隣接していて、サイトごとにきちんと区画されています。

車からの荷物の出し入れも簡単で、小さいお子さん連れには最適でしょう。

(利用料金)

キャンプ場ごとにまちまちですが、概ね普通乗用車1台、4人までで、1サイト¥4000~6000円くらいが相場のようです。

キャンプ場(オートキャンプ場ではない)

昔は、ほとんどがこの形式でした。

きちんと区画されておらず、車で来た場合には、駐車場に車を置いて、そこから荷物を運ぶようになります。

昔は、この様なところは主に山登りの人達が利用していたのですが、最近、この手のキャンプ場が減ってきています。

しかし、この手のキャンプ場は、オートキャンプ場とは違い、直火が出来るところが多いので、焚火好きには絶大な人気と支持を得ています。

(利用料金)

キャンプ場ごとにまちまちですが、概ね駐車場台1台が1日400円、大人1人400円/日、子供1人200/日、くらいが相場のようです。

オートキャンプ場に比べると格段に安あがりです。

バンガロー

キャンプ初心者や女性の方に喜ばれる宿泊施設です。

虫などが嫌いな人も使用することが多く、バンガロー併設のキャンプ場はたくさんあります。

天気が急変して、豪雨や暴風雨になったりしたときのために、急遽借りることも出来るので、念のためキャンプの際にはチェックしておくのも良いでしょう。

(利用料金)

1棟に6人くらいが宿泊可能で、¥8000~12000/棟くらいが目安です。

トレーラーハウス

トレーラーハウスは、アメリカ製のモーターホームを敷地に置いて宿泊する施設で、バンガローと同じく、キャンプ場に併設されているところが多くなります。

しかし、他種類と比べると少ないので事前に下調べが必要となるでしょう。

内部は本当の家にいるのと同じような生活が可能ですが、どちらかといったらキャンプより放浪旅のような感覚になります。

(利用料金)

1ハウスが¥18000~20000超と少々お高くなっています。

キャンプ場を探す際の注意点

(1)ペットがいる場合には、ペットを入れることが出来るかどうか

(2)直火をしたいのなら直火が可能か否か

(3)宿泊の際に予約が必要か否か

(4)ロケーションとサイト敷地条件

(5)利用料金

(6)トイレやシャワーなどの施設の状況

(7)食料品の調達場所や観光名所や野外活動フィールド

(8)気候や気温

(9)安全体制

などなど、事前に調査が必要なことは沢山あります。

特に小さいお子さんをお連れになる場合には、これ以外にもいろんな確認が必要になります。

キャンプでのマナー

キャンプ場で、モラルとマナーを守ることは、キャンプを楽しむ上での最も大切なポイントです。

ここでは、キャンプ場で禁止されていることが多いものについて解説しています。

焚き火

必ず、キャンプ場の指示やルールに従うこと。

最近は、焚き火禁止のキャンプ場が多くなってきていますが、中には条件付きで許可しているところもありますが、あなたの焚き火のやり方が悪いことが原因で、焚き火禁止になったりしないように、日頃から焚き火のマナーなどをよく考えておいてください。

花火

花火は原則禁止と考えてください。

中には打ち上げ花火以外は許可しているキャンプ場もあるようですが、煙や音などの問題でトラブルになるケースもありますので、注意が必要です。

カラオケ

問題外です。

町へ行ってやってください。

ゴミの処理

ゴミ処理はキャンプ場最大の問題点です。

特にキャンプで賑わう夏は、どこのキャンプ場も処理しきれないほどのゴミが出ます。

当然、キャンプ場ではこれを想定したシーズン料金(割増)で対応するのですが、キャンパーの出すゴミは減りません。

私たちは、そこが美しいからキャンプをしに来るのですから、そこがいつまでも美しく快適なキャンプ場でいてくれるようにするための心遣いが必要ではないでしょうか。

そのために、ゴミ処理は次の要領で行いましょう。

(1)基本的自分の出したゴミは自分で持ち帰る。

(2)ゴミ処理はキャンプ場の指示に従う。

(3)缶のプルタブをはずし分別する。

(4)ゴミ処理と平行して合成洗剤を出来るだけ使用しない。(石鹸などを使う)

その他

キャンプ場を使う際の注意事項はまだまだあります。

自分だけが使うのではないことと、後から使う人が快く使えるように、共用施設としてのキャンプ場の使い方を考えてみましょう。

(1)炊事場、トイレなどの共用施設は清潔に使い、汚したら掃除をしましょう。

(2)他人のテントのそばを歩かないこと。

(3)ペット連れのキャンパーは、ペットの管理をしっかりと責任をもってすること。

キャンプをするために、多くの人達が自然のフィールドで生活をすることになります。

キャンプ場でのモラルやマナーも基本的には、都会での生活となんら変わりません。

ただ、自然のフィールドですから、都会にいるときよりも多くの自然に気を使って生活する必要があることを念頭に置いてください。

キャンプの心構え

キャンプの目的は各キャンパーさん毎にあります。

それは日常からの解放感や充実感、収集した道具を使用する満足感、友達や家族とも思い出作り。

それぞれが違った目的を持ってキャンプに来ています。

偉そうに心構えいう言葉を使っていますが、まず自分がどういったキャンプがしたいのか?どのようにしたら楽しめるのか?そういった少しばかりの下準備をすることによってキャンプはより一層楽しくなります。

衝動に駆られてキャンプ!といった事も楽しいですし、そういった事もなかなか出来ない事なのでとても良い事だと思います。しかし、それによって他の人に迷惑や自然へダメージが残らないよう、精いっぱい楽しめる時間を作りましょう。